パブリックDNSの速度を比較してみた【2018年版】

  • 2018.10.23
  • Web
パブリックDNSの速度を比較してみた【2018年版】

はい、DAFUです。

今回は、無料で使えるパブリックDNSの中でも特に高速なもの6つについて速度比較をしました。

パブリックDNSとは

DNSとは、Webページにアクセスするときに、そのサイトの存在するサーバーのIPアドレスをサイトのURLに変換するものです。

その仕組みを図解すると、以下のようになります。

パブリックDNSとは、無料で開放しているDNSのことで、簡単に使うことが出来ます。

最近では、CDNサービスなどを手掛けているCloudFlareがセキュアで高速な1.1.1.1をリリースしたことでも話題になりました。

調査対象DNS

以下の6つのDNSに加え、我が家で契約しているプロバイダ(au)のDNSも参考として計測いたしました。

CloudFlare

IPv4アドレス:1.1.1.1/1.0.0.1

IPv6アドレス:2606:4700:4700::1111/2606:4700:4700::1001

公式サイト:https://1.1.1.1/ja-JP/

最近リリースされたばかりのDNS。

この1.1.1.1というIPアドレスはAPNICの所有で、CloudFlareとのパートナーシップを基に提供しています。

特徴は、その高速性とセキュリティ性能、IPアドレスを保存しないプライバシー性を兼ね備えていることです。

Google Public DNS

IPv4アドレス:8.8.8.8/8.8.4.4

IPv6アドレス:2001:4860:4860::8888/2001:4860:4860::8844

公式サイト:https://developers.google.com/speed/public-dns/?hl=ja

既に8年以上運営されている老舗のパブリックDNS。

8.8.8.8というIPアドレスは有名で、主にフリーWi-Fiにつながりにくい時のハックとして良く知られています。

CloudFlareのものと同じく、高速性、セキュリティ性能、プライバシー性が特徴です。

特に高速性はCloudFlareと遜色ありません。

Freenom World

IPv4アドレス:80.80.80.80/80.80.81.81

IPv6アドレス:無し

公式サイト:http://www.freenom.world/ja/index.html?lang=ja

.tkや.cfを始めとする無料ドメインの提供をしていることで有名なFreenomが提供するDNS。

このブログも.cfドメインを使用しています。

例によってその高速性とセキュリティ性能、プライバシー性が売りであり、プライバシー性についてはログを保存しないCloudFlareと同等の性能を持ちます。

Verisign Public DNS

IPv4アドレス:64.6.64.6/64.6.65.6

IPv6アドレス:2620:74:1b::1:1/2620:74:1b::2:2

公式サイト:https://www.verisign.com/en_US/security-services/public-dns/index.xhtml

.comや.netドメインの管理やルートサーバの管理などを手掛けるVerisign社が手掛けるDNS。

セキュリティ性能やプライバシー性の他に高い安定性を売りとしています。

Quad9

IPv4アドレス:9.9.9.9

IPv6アドレス:無し

公式サイト:https://www.quad9.net/

セキュリティ性能の高さが特徴のDNS。

ウイルスなどを検知して、アクセスをブロックしてくれます。

CleanBrowsing

IPv4アドレス:185.228.168.9

IPv6アドレス:2a0d:2a00:1::2/2a0d:2a00:2::2

公式サイト:https://cleanbrowsing.org/

CleanBrowsingは、3種類のフィルタリングを搭載したセキュリティ性能の高いDNS。

フィルターの種類は

  • Security Filter
  • Adult Filter
  • Family Filter

の3種類であり、上から下に行くにつれて強いフィルタリングとなっています。

今回使用するソフト

DNSjumper

公式サイト:https://www.sordum.org/7952/dns-jumper-v2-1/

複数のDNSを一括で速度計測出来たり、最速のものを簡単に適用出来るソフトです。

レギュレーション

  • 計測地点:大阪
  • 各DNS毎に3回計測し、平均値を取る
  • 使用ソフト:DNSJumper

調査結果

概要

今回の調査の結果、思ったよりもプロバイダのDNSが高速なことが分かりました。

プライマリDNSの速度では最速の12msを叩き出している他、総合速度でもCloudFlareに次いで2番目に早いです。

また、VerisignはセカンダリDNSの遅さに足を引っ張られた形になりました。

また、CloudFlareとGoogle Public DNSはほぼ同じくらいの速さですが、Google Public DNSは一回だけ48msを叩き出してしまったことが痛かったと思われます。

詳細

DNS速度比較

DNS名一回目速度(プライマリ)一回目速度(セカンダリ)二回目速度(プライマリ)二回目速度(セカンダリ)三回目速度(プライマリ)三回目速度(セカンダリ)平均速度(プライマリ)平均速度(セカンダリ)平均総合速度
Cloudflare12131313131412.6713.3313.00
au(プロバイダ)12211221122012.0020.6716.33
Google Public DNS12121214134812.3324.6718.50
FReenom World20202020212120.3320.3320.33
quad9971009898.3398.33
VeriSign Public DNS21189211902319021.67189.67105.67
CleanBrowsing(Security)20202120.3320.33